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Author:TD
国際協力の仕事をしています。

2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

現在、バンコク(タイ)在住

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Symposium

国際医療センターのシンポジウムに参加してきました。

ラフな格好(一応ジャケットは着用)だったのですが、かなりしっかりとしたシンポジウムであり、国際保健に関わる錚々たるメンバーが出席されていて、スニーカー履いてお気楽な格好をしていたのは自分だけでした。。

真ん中くらいに席に座って、前をみると3列前くらいに随分と肩幅の広いひとがおり、なかなか渋いツイードのジャケットを着ていました。よく見ると、水泳の鈴木大地さんで、今回のパネリストの一人です。

このセンターの設立25周年を記念してのシンポジウムでして、25年間の歴史を振り返るものと、パネリスト3名の国際保健に関連する発表が行われました。

ざんねんだったのは、一番楽しみにしていた先生が欠席されており、お話を聞けなかったことです。

でも、人口と保健、ガバナンスと保健、さらには鈴木大地さんのスポーツと保健の話はどれも非常に興味深かったです。

とりわけ、ガバナンスの話が興味深いものでした。ガバナンスとか言われても(日本語では、管理、支配、統治)、あまりピンとこなかったのですが、ICUの毛利先生(NHKの白熱教室にも出演されているようである)の話を聞くと、すっきりしました。

教育や保健のようなsocial capital(社会資本)は、最初は国(Public)が責任をもってやるが、それが機能しないと次は民間(Private)でそれがだめなら、次は非政府組織(非営利組織)、最近ではその次のアクターとして地域(だったかな?)が注目されているという話だったのですが、自分は普段そのように体系だてて考えたことはなかったので、新鮮でした。

鈴木大地さんは、運動と保健についてのお話で、今後は日本もそうだが、途上国でも運動を通して健康になろうという機運が高まっているそうです。

途上国では、保健医療のワードで『ダブルの負担』というものがあります。
今まで、途上国では風土病や伝染病などによる死因が多くを占めていたのですが、最近ではそれに加えて成人病(肥満、高血圧、糖尿病)などによって健康を害する人が増えてきています。

病人が増える→医療費増大→国家予算逼迫→予算を他にまわせない→発展しないという負のスパイラルに陥っている国が増えてきています。

そういうわけで、簡単にジョギングやウォーキングなどを通して健康に気をつけようという試みは非常に有効だという気がします。公衆衛生的な考え方ですね。

4時間の長丁場で、座っているだけで疲れてしまいましたが、良い勉強の機会でした。
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comments(0)|trackback(0)|PUBLIC HEALTH|2011-12-06_07:53|page top

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