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Author:TD
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2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

現在、バンコク(タイ)在住

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栄養失調の子ども達

出張からもどり今日で一週間です。
久しぶりの休みを堪能しています。今日は涼しいです。

出張先では、色々な医療施設を回りましたが、驚くことがいくつかあります。

とにかく小さな幼児(新生児含む)が多かったです。大体1500-2000グラムくらいしかない子どもが保育器の中にいました。病院にいるので健康でない子どもが多くいるのは当たり前ですが、それにしてもあまりにも小さなそしてやせ細った子どもたちです。

子どもが栄養失調である一番の原因は、その母親達も例外なく栄養失調の傾向があることです。そして低年齢での出産も原因の一つでしょう。

貧しいので、それはある程度仕方のないことかもしれませんが、文化的な背景もあります。都市部ではそういうのは減っているそうですが、地方にいくと今でも家族内でも男女が一緒に食事をすることは稀だそうです。男が先で、女は残り物というしきたりがまだまだ残っていると聞きます。よって、なかなか女性に栄養が行き渡らないのです。栄養が十分でない妊婦から生まれる子どもは当然栄養失調になります。未熟児や低体重の子どもが多くなります。そしてそのような子ども達は、予防接種を受けるとはいえ、もともと栄養が行き届いていないので、抵抗力が弱く病気にかかりやすくなります。

そういうわけで、この国では新生児、乳幼児、幼児死亡率が高くなっています。政府もかなり本腰を入れてその改善に取り組んでいるようですが、まだまだ十分ではありません。今回は、地方には行きませんでしたが、地方はもっと深刻な問題を抱えているように思えます。

施設の充実はもちろんなのですが、それとともに公衆衛生的な観点から、草の根のプログラムも充実させていくことは非常に大切だと思います。

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comments(0)|trackback(0)|WORK|2011-07-31_11:38|page top

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