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Author:TD
国際協力の仕事をしています。

2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

現在、バンコク(タイ)在住

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FOOD INC

Food Incという映画を見ました。
アメリカにおけるフード産業の実態をフィルムにおさめたドキュメンタリーです。

見た後の感想は、何も食べたくなくなりました。
日本とアメリカでの違いはあるかと思いますが、それでも似たり寄ったりの部分もあるだろうし。

ショッキングだったのは、大企業と契約している農家です。
彼らは、最新の農業機材などを半強制的に購入させられ、借金を抱えながら、農業をやっています。
鶏小屋に潜入すると、全く身動きを取れないような狭いスペースで何百という鶏が飼育(この言葉が正しいかわからないけど)されています。ほとんど身動きが取れない中で餌を与えられ、それを食べ続ける鶏たちは可哀想です。骨や内臓の成長が、肉の成長に追いつけずそのまま死んでしまう鶏もいるようです。
鶏は、どれも均一の大きさに飼育されなければならず、76日(だったか?)きっかりに全ての鶏が屠殺されて肉が出荷されるのです。
見ているだけで、鶏の肉を食べるのが嫌になります。

すべては大企業の指示のもとで行われています。契約している農家の中にも、こういうことに嫌気が差して辞めていく人もいますが、そうなると生活することができなくなるんじゃないかという気がします。

屠殺作業は、専ら中米からの移民の仕事のようです。

でも、こういう悲惨な現状だけではなく、一方で伝統的なそれこそなるべく農薬を使わない方法で野菜や果物を育てたり、牛や豚にとって環境の良い牧草地で畜産を行っている人も紹介されています。

アメリカの子供3人に1人は肥満だといわれており、それがマイノリティ(ここでは黒人やラテン人)になると2分の1の子供が肥満という統計結果が出ています。

最後に学者が言っていた言葉が印象的でした。
「安くて体に悪いもの(ファストフードなど)を食べていると、将来的に病気になって馬鹿高い医療費を払う羽目になる可能性が高い(糖尿、肥満などの成人病)。だったら、お金を少し多めに払ってでも、良い物(たくさんの野菜や果物を食べるべきである。」
至極まっとうな意見だと思います。
でも、不景気だったり、教育レベルの低下だったりで、何も考えずにファストフードを買ってしまうアメリカ人(もしかして日本人も)というのは減らないのかもしれないと思います。

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comments(0)|trackback(0)|書・映画・音楽|2010-10-11_06:31|page top

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