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Author:TD
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2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

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人生を面白くする本物の教養 出口治明

この方の本は何冊が読んでいます。どれも参考になり、勉強になりますが、特に良かったのが本書です。

人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)
出口 治明
幻冬舎
売り上げランキング: 2,732


教養とは何かというところから始まり、どうやってその教養を身に着けていくのか、そんなことが書かれていますが、印象的な箇所は以下の部分です。

連合王国とは、イギリス、United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandのことで、その初等教育についてです。

"連合王国では、もう一つ、深く印象に残る話を聞きました。初等教育についてです。連合王国の保育園では、児童を一対一で正面から相対させるそうです。「相手をよく見なさい。みなさんと同じですか?それとも違いますか?」 そして、相手を替えて、これを全児童に何度も何度も繰り返す。そうすると、児童は人間はみな違うということを自然に会得します。

次の問いかけは、「相手の外見一人ひとり違いますね。だったら、中身、すなわち感じたことや考えていることは同じでしょうか?」ここまでくれば、あとはもうしめたものです。「自分の感じたことや思っていることを、言葉に出してはっきりと伝えなければ、誰もわかりませんね。」

以上のプロセスが完了したら、あとは野山で足腰を鍛えて、知識を詰め込めばいい。いくら詰め込んでも、児童は自分の感じたことや思ったことをはっきり言えるように育っているから、何の心配もいらないと。連合王国の教育は、人間と、人間がつくる社会の核心をついていると感服した記憶があります。"


連合国では、子どもの感じ方や考え方に軸をもたせてから、どんどん知識を詰め込ませる。いっぽうで日本の場合は、そういった軸が何もないまま、受験用に知識を詰め込ませていく。

さらに、日本の教育だと、画一的で、皆と同じようにしなければならない、違うことを言うと馬鹿にされたり、下手するとイジメられる、そんな教育だと思っていますが、連合王国は何よりもダイバーシティ(多様性)を重視していると思いました。

そう言えば、以前イギリスに留学していた知り合いが帰国した際に会ったのですが、さかんにダイバーシティという言葉を使っており、あまりピンとこなかったのですが、この本を読んでみて、当時のその友人が言いたかったことがわかりました。連合王国では初等教育に限らずにあらゆる教育現場でダイバーシティの重要性を繰り返し説いているのだと思います。

連合国のすべてが優れているとは思っていませんが、この初等教育の考え方についてはさすがイギリスと思いました。息子は現在、イギリス式の幼稚園に通っているので、こういった教育を受けていると思います。

担任の先生に言われたのは、家では息子が幼稚園で何をやったのか、何を感じたのかと話かけてほしいと言われていますが、上述の内容はそこともつながるように思います。

この他にも多くの学びを得られる本です。
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comments(0)|trackback(0)|書・映画・音楽|2018-10-02_04:06|page top

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