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TD

Author:TD
国際協力の仕事をしています。

2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

現在、バンコク(タイ)在住

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チェンライという街

チェンライ県は、タイ最北部にあります。
その県庁所在地がチェンライ市になります。
人口は5万人程度だと思います。
それほど大きくはないけれど、北部タイの中心地、またラオスやミャンマーと国境を接していることから、旅行者の拠点地として人口の割には観光客の多い街です。特に、欧米からの観光客が多いように思います。

なので、街には沢山のホテルやバー、レストラン、カフェテリアが軒をつられています。
また、ナイトバザールがあることでも有名です。現在、雨季のせいか全然客がいませんが、観光シーズン(乾季)は賑わいます。

気候的には、バンコクと比べてかなり涼しいです。
最近の気温をみると、最高気温26/最低気温22と大変過ごしやすい気候です。
歩いていて、若干汗ばむ程度で、バンコクのような湿気はありません。

チェンライ県内でも、国境を接する最北部は標高が1000mを超えますので、コーヒーの栽培が盛んです。
いくつかブランドがあります。いくつか飲みましたが、なかなか美味しいです。

タイ・ミャンマー・ラオスの国境が交わる地域は、いわゆるゴールデントライアングルといいますが、30年ほど前は麻薬生産(阿片)が盛んに行われていた地域でもあり、貧困地域でした。このような地域で、タイ王室の財団は『ドイトゥン・プロジェクト』という事業を開始しました。事業内容は、アヘンに代わりコーヒーやマカデミアナッツなどの栽培を推進し多くの農業従事者へ支援を行い、生活水準の向上と安定に寄与しています。

また、この地域は、HIVが猛威をふるっていたところでもあります。
当時のことを知る人の話では、毎日バタバタと人が死んでいたと。当時は薬が無かったので、極端に痩せ細った人が病院に入院していたと。推定では、成人の4人に1人はエイズ患者だったというデータもあります。なぜ、この地域だけそんなに感染者が多かったのか、正直よくわかりませんが、おそらく国境付近で人の流れが多かったことが関係しているのかもしれません。どこかから運び込まれたウィルスがコマーシャルセックスワーカーや同性愛者を媒介して爆発的に広がったと思われます。

ちなみに、タイのHIV対策ですが、コンドーム100%使用キャンペーンが1991年に始まり、このキャンペーンが大きな成果を挙げたようです。一般的に、何事にもマンペイライ(なんとかなるさ)なタイ人ですが、この時ばかりは国家の危機と感じたのか、このキャンペーンを忠実に実行したと言います。ある意味奇跡的なことだと思います。

このように、貧困があったり、麻薬生産があったり、エイズがあったりとタイ国内の中でもかなりドラマティックな歴史を有するのがチェンライ県なのです。

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北タイ名物のカオサーイ(カレーラーメン)
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comments(0)|trackback(0)|タイ(日記)|2017-07-19_10:50|page top

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