STATION TO STATION

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TD

Author:TD
国際協力の仕事をしています。

2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

南米パラグアイから戻り、2017年5月からタイ(バンコク)に行くことが決まっています。

ブログのタイトルであるStation to Stationは、David Bowieの76年のアルバム名を引用しています。

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ニャンドゥティを巡る旅


ニャンドゥティで有名なイタグア市に行ってきました。
イタグア市は、首都アスンシオンから東に約30キロ、僕らが住むコロネル・オビエド市から西に約90キロの位置にあります。
人口は、コロネル・オビエド市と同じくらいかもしれませんが、コロニアル調の建造物が残っており、古い街ということがわかります。
このイタグア市には、人間国宝級のニャンドゥティ製作者がいまして、今回は2名の方を訪問しました。

ちなみに、ニャンドゥティとは約400年前にスペインから渡ってきたパラグアイを代表する伝統工芸です。オリジナルのニャンドゥティは白を基調としているみたいですが、現在のニャンドゥティは色鮮やかです。

まず、チキータさんのお宅兼工房を訪問。
チキータというのはニックネームです。小さい子という意味です。
とても品ある方で、商売と言うよりはニャンドゥティを作るのが好きだからやっているような方です。お宅は、ほぼ街の中心にあり、たまに留守にしていることがあります。(前回訪問時は昼食中で不在だった)

有名人のチキータさん
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チキータさんの力作
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ニャンドゥティの作り方
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次の訪れたのが、シルドゥルファさんという方です。
こちらは、街の郊外に住んでおられます。
アスンシオンから来た場合、イタグアに入る前に右折して、そこから約300mのところにあります。敷地がとても広い家なので、そこらへんの人に聞けば、どこか教えてくれると思います。こちらのおばあちゃんは、御年77歳で、訪問した日はなんと誕生日でした。
今、主に切り盛りしておるのは、娘のクリスティーナさんです。日本人好みの色使いです。日本人の顧客が多いようで、本人曰く「日本人はデザインや質に対する要求が高いので、そのお蔭でニャンドゥティの作製技術が向上した」とのことでした。

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シルドゥルファさんの力作
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真剣に選ぶ妻の手とニャンドゥティ
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ニャンドゥティのような素晴らしい文化がこの国にはあるのですが、若い人でニャンドゥティを学ぶ人が少ないというのが、現在の課題です。若い人は、このような細かくて時間のかかる作業が好きではないようで、現在ニャンドゥティを作っている人たちの平均年齢は、もしかすると60歳くらいなのかもしれません。

国を挙げて、何かしらの対策を講じていくことが必要なのかもしれません。

おみやげでいくつか購入しましたが、質の良いものは本当に綺麗な出来栄えです。
こういう職人さんというのは、日本でも同じだと思うのですが、長い期間コツコツを作り上げ、技術を磨いてきた人というのは、何かしらの雰囲気を持っています。売ることよりも、作ることに喜びを感じる人なのだと思います。そして、それに対して価値を見出して対価を払う人がいる。イタグア市への旅は、得難い貴重な経験でした。
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comments(0)|trackback(0)|その他|2016-12-24_16:50|page top

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