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Author:TD
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2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

現在、バンコク(タイ)在住

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グローバリゼーションとヘルス

今日は、グローバリゼーションとヘルスの関係についての講義でした。

私は、経済学を学んだので、グローバリゼーションと聞くとどうしても経済面での出来事を思い浮かべてしまいます。
しかし、経済だけでなく、政治的、文化的、環境的、そしてテクノロジーの分野を通してHuman Interactionを強めていくことがグローバリゼーションと定義づけされるようです。


クラス内で、それぞれの国で起きているPublic Healthの問題を、グローバリゼーションに結び付けて話し合いをしました。
例えば、エチオピアの場合。
HIVが一番の問題。
グローバリゼーションが、どのようにエチオピアのHIV問題に結びつくか?
アメリカのテレビや映画の影響で、エチオピア人の女性がアメリカ人の服装を真似したりします。
短いスカートや露出の多い服など。
そういう風な格好をすることで、男性が誘惑されていると思い、それがきっかけで関係を持ってしまうことがあるそうです。
その結果、HIVの感染を招くことがある。

他にも、グローバリゼーションのせいで、安い野菜が海外から入ってくるようになった。
農村の暮らしは、ドンドン悪くなる。
若い女性は、職を求めて街にでる。
しかし、職はそんなに簡単に見つからない。
仕方なしにセックスワーカーになる。
HIV感染を招く。

このエチオピアの例は、なるほどと思いました。


いざ、日本の状況を考えてみると、
ストレスで体を壊す人が多い。
昨今のグローバリゼーションのせいで、どんどん競争が激しくなっている。
そのために仕事の量がどんどん増えている。
残業時間も増えている。
その結果、ストレスを抱え体を壊す。

もしくは、
グローバリゼーションの結果、海外(中国)から安価な野菜や果物、または加工品が入ってくる。
それらの野菜や果物・加工品には、日本では考えられない数値の殺虫剤やら保存剤が入っている。
それらを食べた日本人は、体調を壊す。



グローバリゼーションの異なった面
1 Internationalisation-商品、サービス、資本の行き来
2 Liberalisation-関税の自由化
3 Universalization-価値の均一化(ヒューマンライト)
4 Mcdonaldisation-アメリカナイゼーション
5 Superterritoriality-世界共通の問題(温暖化、汚染)
があるそうです。

Disease Of Globalization
1 グローバリゼーションは、限られた財源、貧しい生活環境を伴った不健康なライフスタイルを引き起こしている。
2 グローバリゼーションは、環境悪化を引き起こしている。
3 グローバル・マーケット-タバコやジャンクフードの弊害
4 ストレス、疎外感、近代化

Golobalizationが健康に与える良い側面
1 経済的な恩恵(富の増大)
2 商品やサービスを得やすい
3 情報やテクノロジーを得やすい
4 協力関係を築きやすい
5 デリバリーのスピード化
6 監視の機会を保てる

Globalizationが健康に与える悪い側面
1 収入格差(格差社会?)
2 労働市場の衰退
3 環境の変化
4 スモーキングが引き起こす病気の増大
5 食の変化による肥満の増大
6 麻薬トレードの広がり

グローバリゼーションが健康にどういう影響を及ぼすのかを把握するのは非常に難しいということです。
社会経済の立場、地理的状況、ジェンダー、人種、年齢、教育レベルによって、グローバリゼーションが我々に与えるインパクトは変わってくるという考えが、現在の主流のようです。

自分は経済学に興味を持っているので、面白い授業でした。


明日から週末です。
明日は、学校の行事の一環でハーグに社会見学に行く予定です。
晴れてくれると良いけど。。。
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comments(0)|trackback(0)|オランダ(日記)|2008-10-04_04:24|page top

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