STATION TO STATION

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TD

Author:TD
国際協力の仕事をしています。

2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

現在、タイで働いています。

ブログのタイトルであるStation to Stationは、David Bowieの76年のアルバム名を引用しています。

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Health Care as a Determinant(社会的決定要因としてのヘルス・ケア)


今日の午前は、Health Care as a Determinantのセッションでした。
セッションとは、授業のコマのことです。

先生は女性で英国人です。20年くらいオランダに住んでいるそうで、もともとの専門は教育だということです。

授業の前に読むべき参考図書は、Mckeown T(1979), The role of medicine.Chapter 8:Medical achivements.P91-113.
J.Bunker. The role of medical care in contributing to health improvements within societies.
の2つです。
量自体は、さほど大したことはなかったのですが、内容が抽象的で理解するのに苦労しました。
理解できずに、授業に望みました。
(多分、ほとんどの生徒が読みこなせていなかったと思います)

まずは、Determinant of healthのおさらいから。
・Genaral socioeconomic, culture and environmental conditions.
・Living and working conditions.
・Social and community influences.
・Individual lifestyle factors.
・Age,Sex and heredity factors.
大きく分けると、一般的な社会経済、文化、環境の状態
生活環境、仕事の環境
コミュニティの影響
個人のライフスタイルの要因
年、性別、遺伝の要因
となります。

パブリックヘルス(公衆衛生)の分野では、何故その感染症(コレラ、ジフテリア、百日咳など)に蔓延を防ぐことが出来たのかについての理由を見つけることは非常に難しいということらしいです。

例えば、肺炎。
1848年から1901年にかけて肺炎でなくなった患者数は、増加現象。
そこから、だんだん減少していきます。
1941年に化学治療が始まりました。
しかし、その前後では、死者数の減少率は、ほとんど変わっていません。
つまり、化学治療が始まる前から、一定の割合で死者数は減っているし、その後の減少傾向においても急激な減少は見られません。
色々な理由があいまって、感染の現象を生み出しているということです。
(そのひとつに栄養学)

授業の後半は、あるアフリカにおける妊婦の出産時における死亡が問題になっている地域のドキュメンタリーをみて、ディスカッションしました。

なぜ、妊婦の死亡が起きるのかを、Determinant of Healthの観点から話し合いました。
遺伝(生物学)要因-年齢(十代での出産)
環境要因-病院内の劣悪な環境、薬の不足
ヘルスケアサービス要因-薬の不足、クリニックの人材不足
振る舞い(文化)要因-Traditional birth attendance
というようなことになりました。
興味深かったのは、僻地にはクリニックがあるが、教育をうけたヘルスワーカーがいないために、クリニックが閉鎖されていることでした。
そのために、村人はTraditional birth attendanceを使うということです。


この学校のシラバスは、午前と午後のそれぞれに1コマづつ授業が入っています。
9時から12時、1時から4時。
各セッションは3時間となっていますが、途中で15分の休憩があります。
休憩時間は、5階(最上階)に登りコーヒーやら紅茶(機械がおいてある)を飲みます。


午後からの、Learning and communication skillsのセッションでした。
前回から引き続き、ネットによる情報の検索について学びました。
Pubmedの使い方を理解することは、今後のキャリアにおいて非常に大切だと強調されていました。

このPubmedの良いところは、サーバーをVU(アムステルダム自由大学)経由に設定すると学校のパソコンからだけでなく、寮の自分のパソコンを使って色々な検索できます。(もちろんパスワードは必要)
早速、10月20日までにレポートの課題があるので(2000字)、そのためのネタを仕入れようと思います。
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comments(0)|trackback(0)|オランダ(日記)|2008-10-01_02:43|page top

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