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Author:TD
国際協力の仕事をしています。

2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

現在、バンコク(タイ)在住

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プロジェクト形成

プロジェクトの形成をどのように段階的に行うのか。

プロジェクトの形成に関する会議が続いています。自分がどこまで調査を行うのか、わからないのですが、自分が関わっている案件があります。昨日は、そのためのテレビ会議で、早出しました。

相手国政府から、ある要請が来ているとします。

それによると、どうやらある分野で問題となっていることがあります。

このような場合、問題を分析する必要がありますが、どのように分析するのか、ひとつの手段として、問題を分解してみるという作業があります。

問題があった時に、ある切り口で、分解する。

たとえば、ある地域で小児の死亡率が高いという問題があるときに、ざっくりと分けると、医療サービスを提供する側(医師、看護師)と医療サービスを受ける側(患者)に分けられます。

それをさらに分解すると、医療サービスの質が悪いのか、その場合はスタッフの問題か、それとも医療機材が十分でないのか、また、患者側の問題として、親が子どもの健康に対して無責任、経済的に困窮している、などに分けていくことができます。

これらの分解したものをすべて、一つのプロジェクトとして形成することはなかなか難しく、予算や期間、またはこちらが用意する人材など多角的に判断します。

また、もちろん最小限のコストで一番成果のあがる可能性のあるところをピンポイントで、プロジェクトにしてしまうこともあるし、また1つのコンポーネントだけでなくて、複数のコンポーネントを含めたプロジェクトを形成することもあります。

上記の例を挙げると、どうやら医療サービスを提供する側のスタッフの質があまり良くないようであるから、スタッフへの研修をコンポーネントにしたり、それに加えて患者側の健康に対する危機意識が低いという問題があるので、住民に対する啓発教育を行う、といったようなプロジェクトデザインが成り立ちます。これはあくまでも一例であり、医療機材が圧倒的に不足しているのであれば、機材を入れるべきだし、その機材を使いこなすことができないのであれば、そのための研修を実施するというプロジェクト・デザインにすることもできます。

ある問題があった時に、それを力づくで分析することが難しい場合は、やはりいったん小さな塊に分解をして、そこから突破口を見つけることが必要だなと再認識しました。

プロジェクトの規模感と内容が大体わかったら、そこから調査に入ります。

どれをどこまでやるのか、本当にこの計画でよいのか、予算は、期間は、などを調査した材料をもとに、分析していき、プロジェクトの形成に繋げていきます。

今のところ、このような作業を行ったことがないのですが、ぜひともここにいる間に、一件でもよいので、そのような業務に取り組めたらなと思っています。

でも、まあ組織なので、自分がやりたい仕事が回ってくるかというと、結構難しいし、また思い通りに行かないのが人生だとも思うので、そこらへんは割とリラックスした姿勢でいたいと思います。

でも、いつでも任せられるように準備だけはコツコツとやっていこうと思います。
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comments(0)|trackback(0)|その他|2012-11-17_09:08|page top

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