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Author:TD
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2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

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ビジネス書大バカ辞典

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ビジネス書大バカ事典ビジネス書大バカ事典
(2010/05/21)
勢古 浩爾

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まず、著者の皮肉が炸裂しており、それだけで笑いが止まらない。本を読んでこれだけ笑ってしまったのは久しぶりです。テルマエ・ロマエ(漫画)よりも笑ったかもしれない。個人的な趣向だから、すべての人を笑わせるかどうかわかりませんが、笑いたかったらお薦めです。

ビジネス書とビジネス書もどきを明確に区別しています。

まずはもどきから。

本田健、石井裕之、苫米地英人を「もどき」三人衆とこき下ろし、痛烈に批評しています(かなりシニカルで面白い。)

さらには胡散臭い2人の導師として斎藤一人と小林正観を取り上げ、その場しのぎの1姫2太郎として神田昌典、勝間和代(ここに登場)、本田直之(レバレッジの人)を取り上げています。かなり辛辣に批評しています。でもやっぱり面白い。

勝間氏に関しては、最初のほうはきちんとしたビジネス書を書いていたように思うが途中から化けの皮が剥がれて、「起きていることはすべて正しい」や「結局、女は綺麗が勝ち」なんて本を出してしまったと言っています。稼げるうちに稼いでしまおうという魂胆が丸見えということか。

個人的に壺だったのは、この著者が描いたと思われる上記の人々の似顔絵で、特に勝間氏と苫米地氏のイラストは笑いました。

その他にも、色々な人が出てきます。新田義治、水野俊哉、野口嘉則、水野敬也、野口敏、など。ここまで来るとあまり知らない人たちですが、そこそこ売れた本を書いているそうです。

結局、もどき本を書いている人というのは、自分が儲かればそれでいいという感じなんでしょうか。そんな気がしてきました。

一方、もどきではない、きちんと書かれているビジネス書として、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」やスティーブン・コヴィーの「7つの習慣」、または松下幸之助「道をひらく」、「商売心得帖」、本田宗一郎「スピードに生きる」、小倉昌男「経営学」などを挙げています。

最後のほうに、「成功」についての記述があります。みんなが狂ったように成功本やビジネス書もどきを読むのは成功したいから、でもその成功って?と問題提起しています。

いわゆる成功本やもどき本における成功の定義とは、成功=お金持ち。

一方、上記のナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」の中では、「成功とは、他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、自らの価値ありと認めた目標(願望)を、黄金率に従って一つ一つ実現していくことの過程である」と書かれています。英語を訳したのでちょっと堅い文章ですが、言っていることはわかります。

「過程」それ自体が大事であるということですね。
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