STATION TO STATION

work, life and myself

プロフィール

TD

Author:TD
国際協力の仕事をしています。

2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

現在、タイで働いています。

ブログのタイトルであるStation to Stationは、David Bowieの76年のアルバム名を引用しています。

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ニャンドゥティを巡る旅


ニャンドゥティで有名なイタグア市に行ってきました。
イタグア市は、首都アスンシオンから東に約30キロ、僕らが住むコロネル・オビエド市から西に約90キロの位置にあります。
人口は、コロネル・オビエド市と同じくらいかもしれませんが、コロニアル調の建造物が残っており、古い街ということがわかります。
このイタグア市には、人間国宝級のニャンドゥティ製作者がいまして、今回は2名の方を訪問しました。

ちなみに、ニャンドゥティとは約400年前にスペインから渡ってきたパラグアイを代表する伝統工芸です。オリジナルのニャンドゥティは白を基調としているみたいですが、現在のニャンドゥティは色鮮やかです。

まず、チキータさんのお宅兼工房を訪問。
チキータというのはニックネームです。小さい子という意味です。
とても品ある方で、商売と言うよりはニャンドゥティを作るのが好きだからやっているような方です。お宅は、ほぼ街の中心にあり、たまに留守にしていることがあります。(前回訪問時は昼食中で不在だった)

有名人のチキータさん
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チキータさんの力作
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ニャンドゥティの作り方
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次の訪れたのが、シルドゥルファさんという方です。
こちらは、街の郊外に住んでおられます。
アスンシオンから来た場合、イタグアに入る前に右折して、そこから約300mのところにあります。敷地がとても広い家なので、そこらへんの人に聞けば、どこか教えてくれると思います。こちらのおばあちゃんは、御年77歳で、訪問した日はなんと誕生日でした。
今、主に切り盛りしておるのは、娘のクリスティーナさんです。日本人好みの色使いです。日本人の顧客が多いようで、本人曰く「日本人はデザインや質に対する要求が高いので、そのお蔭でニャンドゥティの作製技術が向上した」とのことでした。

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シルドゥルファさんの力作
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真剣に選ぶ妻の手とニャンドゥティ
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ニャンドゥティのような素晴らしい文化がこの国にはあるのですが、若い人でニャンドゥティを学ぶ人が少ないというのが、現在の課題です。若い人は、このような細かくて時間のかかる作業が好きではないようで、現在ニャンドゥティを作っている人たちの平均年齢は、もしかすると60歳くらいなのかもしれません。

国を挙げて、何かしらの対策を講じていくことが必要なのかもしれません。

おみやげでいくつか購入しましたが、質の良いものは本当に綺麗な出来栄えです。
こういう職人さんというのは、日本でも同じだと思うのですが、長い期間コツコツを作り上げ、技術を磨いてきた人というのは、何かしらの雰囲気を持っています。売ることよりも、作ることに喜びを感じる人なのだと思います。そして、それに対して価値を見出して対価を払う人がいる。イタグア市への旅は、得難い貴重な経験でした。
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comments(0)|trackback(0)|その他|2016-12-24_16:50|page top

パラグアイ人の気質

ここパラグアイでの生活もあと残すところ1ヶ月となり、ここから去る準備を始めています。
例えば、1年間お世話になった18 til I die号(3代目)を売る準備や、1月の週末の予定の確認(送別会やら、お世話になった人へのおもてなし等)を始めています。

そんなパラグアイ生活で感じたことのひとつに、パラグアイ人のなかなかしたたかな性格です。
基本的に正面切って喧嘩を売るというようなことはありません。のらりくらりしています。
この辺は、中米人(特にホンジュラス人やニカラグア人)とは違うのかなと思います。

良く言えば、人当たりがいい。物腰が柔らかいということです。
悪く言うと、何を考えているかわからない。思っていることと言っていることがぜんぜん違うということになると思います。

あと、わりと嫉妬深いというか、根に持つタイプが多いということです。なので、そこは気をつけたほうがよいかもしれません。
こちらの人たちが言うのに、「DIPLOMATICOに人と接しよ」というのがあります。
外交的にという意味ですが、大人の対応をせよという意味だと認識しています。
つまり、嫌いな人や性格が合わない人に対しても、それを顔に出すのではなくて、スマートに接することが大切だということです。

何度か同僚に、「あなたは、なかなかDIPLOMATICOね」という言われ方をされたことがあります。
そんなに深く考えていないのですが、まあ外部者(外国人)として、ある程度そういうところを意識して人と接するということは、自然と身に付いているのかもしれません。

まあでも、こちらも人間なので嫌いな人間にはあからさまに、そういう態度を取ることがあります。わかりやすい例で言えば、握手をしないとか、キス(ほっぺをくっつけるやつ)をしないとか、そういうのです。忙しいと余裕がなくなり、顔に出てしまいます。
このあたりは、もう少しなんとか改善できないかなと思っています。今後の課題ですね。

パラグアイ人には、結構がっかりさせられることが多かったなというふうに感じていますが、でも最後に助けられるのはいつもパラグアイ人だし、いきなりポコッとやってきたこんな日本人に対して、友好的に接してくれる人には本当に感謝しています。

まあ、パラグアイ人というのは基本的におっとり(のんびり)した人たちだと思います。ただ、仕事が絡んだりすると、いろいろ妬みやらなんやらで面倒くさくなります。それは、もちろんどこでも一緒で日本だって同じかもしれません。
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comments(0)|trackback(0)|南米(日記)|2016-12-22_17:19|page top

電気が来ず、水も来ず

一昨日は、職場に電気が来ませんでした。
暗くても仕事はできるのですが、電気がないとネットができないことと、この暑い中(35度)クーラーが使えないのは死活問題です。

今日は、水が来ていません。
おのちかくで、JICAが上水整備のプロジェクトをやっており、その影響で水が止まっています。13時に復旧すると聞いていますが、今のところまで水が来ていません。

トイレがとんでもないことになっています。手も洗えません。。。
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comments(0)|trackback(0)|南米(日記)|2016-12-21_12:20|page top

銀歯が抜けた。。

土曜日の夕飯に、ポテトを揚げたのを食べていたら、銀歯が取れてしまいました。
いつ入れたものか忘れるくらいだいぶ以前に入れたものです。
銀歯が取れたのも、いつぶりかわからないくらい久しぶりです。

さっそく、同僚に誰かいい歯科医がいないか連絡したところ、さっそくその日に見つけてくれました。

最近(先々週?)大学を卒業したばかりのお医者さんらしいです。
彼女は、自分のクリニックは持っていないが、父親がクリニックを持っており、そこで経験を積んでいるので、技術的には心配ない。そして優秀とのことです。

大学卒業したばかりの子に歯を見てもらうことについては、ちょっと心配でしたが(なんせここはパラグアイだから)、取れてしまった銀歯をつけるだけだから大丈夫だろうということで、彼女に頼むことにしました。

日本では考えられないのですが、この国では出張歯科医というのは一般的なようです。

日曜日の昼下がりに歯科用器具を持って家に来てくれました。
日曜日にわざわざ来てくれるのは、ここパラグアイでは奇跡に近いことです。どうやらしっかりしたお医者さんのようです。

日本の歯科医者においてあるような電動椅子なんてものは、うちにはないので、食事用の椅子に座って、顔を上げて処置してくれました。銀歯をくっつけるだけなので、およそ10分程度で終わりました。

処置後に、彼女と少し話をしたのですが、故郷はここから100キロくらい離れたところで、父親はそこで歯科医をしているそうです。彼女は大学で歯科を勉強するためにここに6年前に引っ越してきました。無事に卒業できたので、これから故郷に戻るとのこと。

帰るときにお金を払おうとしたら、これはAmistadだから(直訳すると友情の印)、要らないと言ってくれたのですが、彼女のプロフェッショナルな姿勢に敬意を示すために2,000円渡しました。そして、颯爽と帰っていきました。

物事がこんなに簡単に行くことは、この国ではめったにないと言わざるをえないので(自分の経験に基づいた結論)、今回のこのすべてが迅速に解決した経験はとても貴重です。

そして、あらためてこの国は(ラテン諸国)、アミーゴというものが大切なのだなあということです。
アミーゴ経由であれば、(時間がかかったとしても)なんとかなることが多いです。
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comments(0)|trackback(0)|南米(日記)|2016-12-19_13:15|page top

今年はあまり暑くならないのだろうか。。

南米に住んでいますので、四季が日本と反対です。
現在、夏真っ只中ですが、例年ほど気温が上がっていないようです。

ウィンドウズ10に入っている天気アプリでは、過去の最高気温を確認することができます。
例えば、現在住んでいるコロネドオビエドの本日の気温は最高気温が28度で最低気温が20度となっていますが、5年前の今日の最高気温は40度です。前後の日を見てみると、数年前は常に40度まで上がっていたのですが、今夏はせいぜい36度止まりです。
異常気象でしょうか。エルニーニョの仕業でしょうか。

あまり気温が上がらないのは、個人的には助かります。
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comments(0)|trackback(0)|南米(日記)|2016-12-19_11:01|page top

旅行先

旅行先は、アルヘンティーナです。

アルヘンティーナのブエノスアイレスとパタゴニアに行く予定です。
ブエノスアイレスは、南米のパリと言われていますが、どちらかというと現在のブエノスアイレスが『落日のブエノスアイレス』という言葉が似合っているようです。急激なインフレ等で不景気なんですね。なので、治安はそれほど良くないであろうし、パリのような美しい街並み(行ったことないけど)は、期待できないかもしれません。

でも、絶対ここには行ってみたいというところが幾つかあります。

1.世界で2番目に美しい本屋(一番目に美しいのはココ
2.有名なカフェテリア(できればタンゴが見たい)
3.南米屈指のサッカーチーム(高原直泰が所属していたボカ・ジュニアース)の本拠地

ブエノスアイレスは、2泊します。

続きまして、パタゴニア。
パタゴニアというと、やはり氷河でしょうか。
エル・カラファテという街に滞在して、近郊の氷河を見学したいと思っています。

クルーズと展望台からの眺めが良いようなので、ここはツアーを予約して周る予定です。一番いいのは、レンタカーを借りて自分たちで周るというのですが、行ったことが地域ですし、少し難易度が高いのかもしれません。

クリスマス後に、出発します。

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comments(0)|trackback(0)|TRAVEL|2016-12-07_11:04|page top

旅とは

前回の投稿では、なるべくツアー代理店の力を借りずに、自分たちで計画を立てて、移動の手配やアクティビティ参加の手配をやっていきたいと書きましたが、実際のところ今回の旅行は年末ということで、かなり混雑することが予想され、あまりのんきな事はできないなと考えを改めています。

日本は真冬ですが、こちら南米は真夏で、しかも年末。
いわゆるハイシーズンです。飛行機代も、ホテル代も、アクティビティ代もぜんぶ高くなっています。お金で解決できるなら、まだましです。混んでいてアクティビティに参加できないと、旅行の楽しみが半減してしまいます。

なので、ツアー代理店の力もうまく借りつつ、手作り感(?)のある旅行にできればいいなと思います。

昔は(一人の時は)、航空チケットだけ買ってあとは全部自分でやりました。
例えば、2006年(10年前にもなってしまった)にメキシコに行ったときは、メキシコ・シティに到着して、そこからデペッシュ・モードのコンサートに行きたかったので、チケットを買うためにローカルのレコード屋に行き、コンサートには地下鉄(トラム)に乗っていきました。コンサート帰りはすでに真夜中で危ない雰囲気でしたが、宿泊先まで地下鉄(トラム)で帰ってきました。

翌日は、飛行機でチアパス州の州都であるトゥストラ・グティエレスまで飛び、そこからバスでサンクリストバル・デ・ラスカサスに向かい、パレンケ遺跡やらスミデロ渓谷などを回りました。なぜ、チアパス州のサンクリストバル・デ・ラスカサスに行ったかというと、村上春樹が数年前にここを訪れていて大絶賛していたからという単純な理由でしたが、先住民族の生活などを垣間見ることができ、かなりディープなメキシコを体験できたことは今でもとても良かったと思っています。その後は、長距離バス(15時間位)に乗って、リゾート地であるカンクンに行き、両親とおちあいました(1年半振りの再会)。

前もって、航空券のチケットを予約した以外は、移動、宿泊、アクティビティ参加(スミデロ渓谷を巡るツアー)は全部自分で手配しました。なんだ、そんなの当たり前のことじゃないかとあなたは言うかもしれないけれど、こういった旅行というのは、時間がたっぷりあって、一人じゃないとなかなかできないことではないのかなと思います。今後、こういう旅行をすることは結構ハードルが高いです。

ちなみに、スミデロ渓谷ツアーに参加したときに、メキシコ留学中のフレンチ女子高生と一緒になったのですが、そのときに彼女が履いていたビルケンシュトックのサンダルを見て、いつか自分もお金を貯めてビルケンのサンダルを履こうと決意しました。
そのくらい、その子のビルケンの履きっぷりがかっこよかったのを今でも覚えています。そして、僕は今ではビルケンのサンダルをいくつか所有しており、大切に履いています。

昔話になってしまいましたが、ずっと思い出になるような旅行というのはいいですね。これからも家族でそういった旅行を沢山したいと考えていますし、そのためには普段は財布の紐をかなり固めにして、コツコツと旅費を貯めていこうと思います。
つまり、ダラダラとお金を使うのではなくて、メリハリの効いたお金の使い方というのが大切だと思っています。ものの本によると、ものを買うためにお金を使った場合の幸福感というのは2-3日しか持続しないが、経験を買うためにお金を使った(人にあったり、旅したり)場合は、より長く深い幸福感を得られるとのことです。

最後はお金の話になってしまいましたが、とにかく良い旅にしたいと思います。

メキシコでもスタジアム級のバンドです。
Depeche Mode: Enjoy The Silence
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comments(0)|trackback(0)|TRAVEL|2016-12-05_19:15|page top