STATION TO STATION

work, life and myself

プロフィール

TD

Author:TD
国際協力の仕事をしています。

2009年にアムステルダムのRoyal Tropical Instituteで修士号を取り、その後開発コンサルティング会社や政府系援助機関で働いています。

現在、バンコク(タイ)在住。

シンプルアーカイブ

カウンター

全記事表示リンク

アルバム

ClustrMaps

ブログ村

ブログ内検索

【映画】Eric Clapton : A Life in 12 Bars

映画を見てきました。
場所は、アソックのターミナル21の最上階にある映画館です。ターミナル21で映画を見るのは初めて。ここはいつでもタイ人と観光客ですごく賑わっているので、あまり好きではないのですが、上映時間の関係でここにしました。

エリック・クラプトンといえば、世界3大ギタリストの1人ですが(ほかはジェフ・ベックとジミー・ペイジ)、この3人のうちでは一番有名かと思います。他に二人に比べて今でも一線で活躍しているし(今年で73歳!)、歌が歌えるし、ヒット曲が多いというのがその理由です。ジェク・ベックもジミー・ペイジも、今は何をやっているのだろう?世捨て人みたいな生活をしているんだろうなと勝手な憶測です。

エリック・クラプトンの人生というのは、波乱万丈につきると思います。ロックアーティストの人生は波乱万丈と相場が決まっていますが、その中でもクラプトンの人生はなかなかハード・ライフです。

まず、彼の人生の中でももっとも負の影響を与えたのが、【母親に捨てられてしまった】こと。これが彼の人生に与えたインパクトは計り知れないと思います。劇中でも出てきますが、クラプトンが9歳の時に母親と再会した際に、母親にこう聞きます。

クラプトン「僕のママになってくれる?」

母親「NO!」

こんな鬼畜な母親が世の中にいるんだろうかというくらい酷いです。こういう環境で育つと、やはり普通には育たないようで、青年時代のクラプトンはかなりひどかったです。ギターが上手くなければただの駄目なやつじゃないかというくらいのダメンズです。パーティ・アニマルで、ヘロイン中毒&アルコール中毒、挙句の果てには大親友の奥さんを奪ってしまうという。この大親友というのが御大ジョージ・ハリスンです。エリック・クラプトンとジョージ・ハリスン、音楽家としてどっちの格が上かというのは気になります。個人的には、クラプトンなのかなと。

もうひとつ、彼の人生に大きな影響を与えた出来事は、91年に起きた悲劇です。イタリア人の恋人との間にできたコナー君(4歳)が高層ビルから転落死してしまいます。家政婦が窓の掃除をした後に閉めないで開けっ放しにしてしまったということですが、痛ましい事故です。

40歳でできた初子の存在は、クラプトンにとっても非常に大きなことだったようで、子どもができたことにより、精神的に成熟できたと劇中の当時のインタビューで語っていました。そんな中で起きた事件ですから、周りの人はまた彼がドラッグやアルコールに溺れるのではないかと心配したそうです。

この息子の死を悼んで作られた曲が、クラプトンの最大ヒット曲で最も有名な曲になったTears in Heavenです。



涙なしには聴けない号泣バラッドです。

劇中の最後で、現在の妻と3人の娘とのシーンが出てきますが、60歳を過ぎてから訪れた幸せが描写されており、【人生いろいろあったけれど、やっと幸せに巡り会えたよ】というクラプトンの表情を見ていると、本当に良かったという気持ちになります。武道館の映像が挿入されています。

僕は、アメリカ南部発祥のブルースという音楽がそれほど好きではないので、そのブルースを基に作られたクラプトンの初期の作品(ヤードバーズやクリーム)は正直あまり好きではないというか、興味を持てないのですが、ソロの作品は好きです。

この映画の中では、いろいろな音楽やライブシーンが出てきますが、この曲あ特によかったです。1969年のハイドパークでのコンサートです。ボーカルは、スティービー・ウィンウッドですね。ゴスペルっぽいです。



村上春樹はクラプトンが好きなようでランニングの最中にクラプトンを音楽を聴いているようです。その中でも好きなアルバムが以下です。いわく、「「押しつけがましさやわざとらしさが微塵もない。リズムは常に確実であり、メロディーはあくまでも自然だ」。


レプタイル
レプタイル
posted with amazlet at 18.04.02
エリック・クラプトン
ワーナーミュージック・ジャパン (2001-03-02)
売り上げランキング: 16,986


クラプトンの自伝を読んでみたくなりました。
スポンサーサイト

comments(0)|trackback(0)|書・映画・音楽|2018-04-03_08:57|page top

やっぱりTAKE THATはいいと思う

昨年暮れに、ドバイまでわざわざTAKE THATのコンサートのために行ってきましたが、相変わらず音楽を聴くなら、TAKE THATが中心です。アルバムをいろいろ聴いてみて、これいいじゃないかというのがいくつかありました。

When We Were Young

リードボーカルが、ロビーとゲイリーです。



ビデオクリップを見ていると、やっぱりTAKE THATは5人が一番だよなあという気持ちになります。


Elight Letters

バラードです。お祭りの後(プログレスツアー)の静けさを感じます。




comments(0)|trackback(0)|書・映画・音楽|2018-03-17_09:24|page top

最近、KINDLEで購入した本(2018年1-3月)

最近は、もっぱらKINDLEで電子書籍を購入し、読むことが多いです。
挙げてみると、野球の本、投資の本、ビジネス本、コーヒーの本と、かなり偏っています。
もう少し色々な本を読みたいと思います。


幸運な男――伊藤智仁  悲運のエースの幸福な人生
長谷川晶一
インプレス (2017-11-17)
売り上げランキング: 50,392



洞察力――弱者が強者に勝つ70の極意
宮本 慎也
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 13,336



№1ストラテジストが教える 日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法
菊地 正俊
日本実業出版社
売り上げランキング: 1,402


お金は寝かせて増やしなさい
水瀬ケンイチ
フォレスト出版 (2017-12-08)
売り上げランキング: 170



複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考
KADOKAWA / 中経出版 (2017-12-01)
売り上げランキング: 386



人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)
出口 治明
幻冬舎
売り上げランキング: 686



一流の人をつくる 整える習慣
KADOKAWA / 中経出版 (2015-06-15)
売り上げランキング: 54,352



コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか (ポプラ新書)
川島 良彰
ポプラ社
売り上げランキング: 20,632


comments(0)|trackback(0)|書・映画・音楽|2018-03-15_06:01|page top

【映画】The Florida Project

映画を見てきました。

独立系の映画館が、ルンピニー公園の南側にあります。こんなところに映画館が?というところです。映画館は2階にあり、席数は50席しかありません。スクリーンももちろん大きくはないです。前の席に人が座るとちょっと邪魔になります。もう少し傾斜を付けるべきだったんじゃないかと思いますが、部屋の構造上それは難しかったのかもしれません。

Bangkok Screening Room

The Florida Project という映画を見ました。

フロリダの貧困母子家庭の話です。子どもの夏の思い出という感じのハートウォーミングな映画かと思っていましたが、そんな脳天気なものではなく、いろいろと考えさせられる映画です。2008年の発生したサブプライムローン危機に苦しむ貧困層の物語になります。映画タイトルにつく【PROJECT】の意味ですが、これは【低所得者向けの公共住宅】のことです。

どちらかというと、救いようのない話なのですが、主人公の女の子(6-7歳?)の視点で描かれているせいか、暗さはそれほどありません。映像はかなりポップで色鮮やかです。主人公の母子が住んでいるモーテルは紫色ですし。

このモーテルの管理人役が、ウィレム・デフォーなのですが、いい味を出しています。あまり口数は無いけれど、住民のために一生懸命身体を動かして働いています(今年のオスカー助演男優賞の本命だそうです)。

アメリカ映画らしく、途中でいろいろ困難が立ちはだかりますが、なんとか乗り越えようとする母娘。この母娘の関係というのが、貧しい生活で、明日への光明が全くないにもかかわらず、まったく悲壮感がないように映っています。

最後のシーンは、結構唖然とします。

えっ?? これで終わりなの?

基本的に、救いようのないストーリーですが、最後は少しだけ救われます。

comments(0)|trackback(0)|書・映画・音楽|2018-02-22_06:40|page top

【書評】40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方

最近、健康系の本を読みました。
レジェンド葛西(スキージャンプ)の【40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方】を読みました。
もう一冊、【死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい】というのも読みました。

どちらの本も、下半身の筋肉の重要性について書いてあります。全身の筋肉の約6割を占めるのが下半身の筋肉。イチローが以前、【足が健康な限り、体も健康である】とか、50歳まで投げた山本昌が、【足の怪我さえなければ、40を過ぎてもプロ野球選手を続けられる】というように、下半身というのは健康にとってとても重要な部分なのです。

では、どうやって下半身を鍛えるのか。走ったり、歩いたりすれば、それなりに下半身の強化に繋がると思っていましたが、どうやらそうではないようです。それだけでは十分ではない。

そこで、【スクワット】です。

レジェンド葛西の本には、スクワット(自重)だけではなく、柔軟性を保つためのストレッチングについても言及されています。【筋肉というものは、使っても固くなるし、使わなくても固くなる】、【柔軟性を保つことによって、血行が良くなり疲れにくくなるし、疲れがとれやすくなる】



こちらは、スクワットに特化した内容です。やはり、自重スクワットで、重いものは必要ないです。ゆっくりと膝が90度になるまで腰をおとし(4秒)、そこから元の位置に戻す(4秒)。これを朝20回。

これを続けることで、体の血行がよくなり、肩こりや腰痛が緩和されるとのこと。便通にも良いという。

死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい
小林 弘幸
幻冬舎 (2017-10-25)
売り上げランキング: 1,060


以前、ジムで50キロ程度の重量でスクワットをやったところ、腰がボキッとなり、かなり重度のギックリ腰になってしまった結果、重量スクワットに恐怖心を抱くようになったのですが、自重スクワットであればあまり体に負担をかけずにできそうですし、これならどこでもできるので、継続もできそうです。

comments(0)|trackback(0)|書・映画・音楽|2018-02-13_06:45|page top

【映画】ミニマリズム 【本】幸せとお金の経済学

一か月限定で、NETFLIXを契約していました。ちょうど家族が来ていた時にお試しで契約してみたわけです。

いろいろな映画を見ることができますが、そのなかでミニマリズムという映画を見ました。ミニマリズムの生活とはどういうものかという実践的な内容ではなく、【ミニマリズムというライフスタイル】の考えた方が中心のドキュメンタリー映画です。

2人の30代後半アメリカ人(白人)が主人公です。二人とも境遇が似ており、もともと貧困家庭で育ったのですが、順調にキャリアを積み上げ、沢山の部下を持つようになり、周りからは成功者と言われます。

皆が羨むような生活を送っていました。

たくさん稼いで、たくさん消費するといういわゆる典型的なアメリカ人の生活を続けていたのです。

でも、どんなに稼いでも、どんなにモノを買っても、全然ハッピーではないし、いつも自分が惨めな奴と感じていたようです。

そんな時に、離婚と母親のガン宣告が重なり、それから人生について深く考えるようになります。こんな人生でよいのかと。
そして、自分の人生に必要なものだけ残し、あとは全部処分します。いわゆるミニマリストとして生きる決心をしたのです。

ミニマリストの定義というのは人によってさまざまなんだと思います。この映画を見ていて、ミニマリストとは【自分に本当に必要なものだけを保有する。物が少なくなることで、人生にまつわるいろいろなことがシンプルになり、心配事が減る(可能性が高い)。】と理解しました。

主人公の言葉が印象的でした。

Minimalism is a not radical lifestyle. I believe in quality over quantity.(ミニマリズムとは過激なライフスタイルではない。量よりも質を大切にすること。)

主人公の二人は、ミニマリズムの本を出版し、その宣伝のために10か月かけて全米中を回ります。ミニマリズムを広げる活動です。ある講演の場では【あんたらのやっていることは中途半端だよ。本当のミニマリストになりたいなら僧になるしかないじゃないか】と言われたりします。

確かにミニマリズムを突き詰めるとそうなんだと思いますが、彼らが言っているミニマリズムはもっと実践的だと思うのです。上述のように、ミニマリズムとがライフスタイルであるので、継続性が問われると思います。

なので、【できるところから始めて】、【それを続けることができる範囲でやっていく】ということが大切だと思います。

この2人の主人公のほかに、極端に小さな住居(たたみ2畳くらいの小屋)で生活する女性や、そのような住居の設計者、売れっ子キャスターだったが、911以降のアフガニスタンで心身に異常をきたし、生活に瞑想を取り入れるようになった人などが出てきますが、その中で!!!と思ったのが、No Impact Manでかなり極端な生活スタイルを実践した記録映画の主人公であるColin Beavanが出ていたことです。懐かしいですね。5-6年位前に、わざわざ渋谷まで(江戸川区から)観に行きましたよ。

この映画を観ていて思ったことの一つに、ミニマリストになる人というのは、欲しいものをすでに手に入れた人たちが、生活を見直そうと思って取り組む人たちが大多数なのではないかということです。
つまり、持たざる人→持つ人→ミニマリストという順番です。
持たざる人→ミニマリストとはならないような気がします。

最近の日本では、景気の悪い時に生まれた世代はあまりモノに対して執着がないと言われます。
この世代は、もしかすると持たざる人→ミニマリストとなるかもしれませんが、どうなんでしょうかね。

あとは、ミニマリズムを実践している人は女性よりも男性が多いような印象を受けました。

今、この本を読んでいます。これもなかなか興味深い本です。


幸せとお金の経済学
幸せとお金の経済学
posted with amazlet at 18.02.06
フォレスト出版 (2017-10-24)
売り上げランキング: 4,520



表紙がポップなので、軽い本かと思いましたが、いわゆるエビデンスに基いて書かれた本であり面白いです。夜に読むと眠くなるかもしれませんが。


Screenshot_2018-01-24-21-01-42.jpg

幸福の持続性というところに注目しました。

所得は地位財(周囲との比較により満足を得るもの)なのに、貯蓄は非地位財(他人と比較せずともそれ自体に価値を見いだせるもの)というのが面白いです。

この本で繰り返し言われていることは、より幸福になりたいのなら、非地位財にお金を使うべしということです。

自分の中では、ミニマリズムとこの本がリンクしました。

comments(0)|trackback(0)|書・映画・音楽|2018-02-07_06:00|page top

【映画】Call Me By Your Name

映画を見ました。

場所は、サイアムパラゴンです。
土曜日の夕方上映でしたので、7割位は入っていました。

Call Me By Your Name
Call Me By Your Name
posted with amazlet at 18.02.05
Andre Aciman
Atlantic Books
売り上げランキング: 56


この映画は、1980年代前半の北イタリアの物語で、題材は青春です。
でも、普通の青春映画とちょっと違うのは、17歳の少年は年上の男に恋をしてしまうというところです。

なかなかいい映画だったと思うのですが、ちょっと長いように感じました。もう少し短くてもよかったかと。2時間10分というのは長いです。
観て後にわかったのですが、オスカーノミネート作品で評価の高い映画のようです。
劇中では、様々な音楽が使われているのですが、その中で坂本龍一のピアノ曲が使われています。

この映画は舞台が北イタリアだけれど、役者はアメリカ人がほとんどだし、基本的にはアメリカ映画なのではないかと思います。でも、アメリカ映画にありがちな大きなクライマックスはなく、淡々とした映画です。そして、北イタリアの景色が綺麗です。夏は相当暑そうですが、冬には雪が降ります。

物語は、ハッピーエンドではないですが、この作品は続きがあるようです。もともと、この映画は、ある小説を基に製作されていますが、物語は途中で終わっているようです。この物語の題材に鑑みると、続編でもハッピーエンドにはならないと思いますが、でも観てみたいですね。

残念だったのは、最後の親父と息子の会話のシーンで、いちばん重要なシーンだったと思うのですが、英語がよく聞き取れませんでした。情けないことですが。

出演者は、ほとんどわかりませんでした。ただ、年上の男性役は、コードネーム・アンクル(スパイ映画)のロシア人スパイを演じたアーミー・ハマーというのはわかりました。あの映画では、怪力で寡黙で短気なスパイを演じており、いい味を出していましたが、この映画でもなかなかな適役だと思いました。

タイで映画をみるのはおもったよりも安くないですが(850-900円)、たまにはいいものです。
comments(0)|trackback(0)|書・映画・音楽|2018-02-05_06:24|page top